概要
初めて自作キーボードをしたのでその記録
なんで自作にしたの?
使っているキーボードのキーキャップを掃除していたらDeleteキーのはめ口が壊れてしまったのと、分割キーボードを使ったら辛い肩こりが少しは軽減されるのでは。。?と思ったのがきっかけです。ただネットで分割キーボードを探していたのですがいまいち自分好みのものがなく。。いっそのこと0->1で作ってしまおうと思い自作に至りました。
どうやって作ったの?
資材の準備->組み立て
資材の準備
デザイン&&配列を重視して揃えました。 デザインは、「ピンク×ゴールド×ブラック」で配色を整えました。キースイッチを黒色にする・ネジをゴールドにするなどもっとこだわってもよかったかもしれません。キー配列は、自分が慣れているのというのもありHHKBライクです。
あとは自分ははんだごて・はんだなどの組み立てる工具を持っていなかったので合わせて買いました。
以下は揃えた資材の画像です(事後画像もあり)
分類 | 内容 | 値段 |
---|---|---|
基盤 | Choco60 rev.2(ゴールド) | 19,100 |
ケーブル | TRRSケーブル | 330 |
キースイッチ | Gateronレッドメカニカルキースイッチ(赤軸)20ケセット | 1,499×4 |
キーキャップ | Akko Black&Pink 158-Key ASA Profile PBT 中古 | 4,000 |
はんだごて | 白光(HAKKO) BLUE SET 電気器具/電気部品用はんだこてセット | 815 |
はんだ吸取機 | 白光(HAKKO) はんだ吸取線 | 484 |
はんだ | 白光(HAKKO) HEXSOL 巻はんだ | 1,515 |
合計 | 32,240 |
キーキャップ、本当は同じ種類の155キーの方(B09L183QDM)をキーキャップのサイズが基盤とピッタリになりそうという理由から狙っていたのですが、調べていたら158キーの方の中古が安く売っていたのと、155キーの方は左側のキーに配色が黒と灰色に偏りそうだなあ(ピンク色が少なくなりそうだなあ)と思ったので、158キーの方にしました。
キースイッチは、PCBとしては全62個必要で80個買ってしまったので結果18個余ってしまう形になりましたが、キースイッチによっては固く(相性悪く?)PCBに嵌めるときに苦戦して軸が折れてしまったりいうことがあったので多めに買っておいてよかったです。
組み立て
ビルドガイド通り、組み立てていきました。
ただ、手順ではPCBとスイッチプレートを固定してからキースイッチをつけるようになっていますが、前述した通りキースイッチによっては固くPCBに嵌めるときに苦戦して軸が折れてしまったり、スイッチプレートの一部が割れてしまったりしたので、私はPCBに全キースイッチをつける->PCBとスイッチプレートの固定化と順序を一部変更して行いました。
あとは当たり前ですが、はんだごては後々のキーの反応に繋がるのでしっかりつけた方が良いです。
完成品
金色が思った以上に光沢があり、資材が着いたときはシンプルな色のキーキャップと合うか心配だったのですが、いい感じに様になってよかったです。
分割しないとこんな感じ。
作ってみて・使ってみて所感
資材にお金がかかっている&&はんだごてを使った工作は中学生振りだったのでうまくいかなかったらどうしようと心配でしたが、無事完成してよかったです。また、資材を考える過程から自分好みにこだわろうと思えば無限にこだわることでき楽しく作れました。
使ってみてですが、まず分割キーボードになったことによって、自分は「B」や「G」を右手で押す癖があり最初はそこが慣れませんでしたが、それ以外はキー配列を以前使っていたキーボードと同じ配列にしていたからか何も違和感なく使えております。むしろ分割キーボードを使わないでいると「なんでキーが集結しているんだ。。?」となるレベルにまで数日で慣れました。 打鍵感が以前使っていたHHKBから変わったことによって、以前のようなコトコト感はなくなってしまったのですが、タッチが優しくなったのでこれはこれでアリって感じです。
思った以上に楽しかったのと、作りながらyoutubeなどをみて色々と自作キーボードについて知見が溜まったので引き続き趣味として作っていきたいです。